工学部2号館

学科長/専攻長挨拶

学科長/コース長

皆さんこんにちは.

電気電子工学科長の野口敏彦です.

 静岡大学工学部はテレビ発祥の地として知られ,米国電気電子学会(IEEE)から贈られた高柳健次郎先生のマイルストーン碑が正門付近に設置されています. これはまさに電気電子工学科の大先輩のご活躍の証であり,その功績は世界的に高く評価されております. 現在の静岡大学工学部電気電子工学科では,テレビ技術以外にもナノテクノロジー,医用電子,光エレクトロニクス,パワーエレクトロニクス,デジタルテクノロジー,画像工学,制御工学などさまざまな分野において,世界的な研究成果を上げられた先生方が多数おられ日々研究に邁進しております. 入学された学生の皆さんは,最先端の研究に直に触れることができます. もちろん,大学の本分である教育にも最善を尽くしています. 学生の皆さんに夢と希望をもってもらえるよう,各教員が不断の努力をしています. できるだけスムーズに大学の講義に溶け込んでもらえるよう,教員を囲んだ少人数セミナーを入学直後に用意しております. その他にもロボット製作実習を通じて電気電子工学の基礎に触れる創造教育実習が皆さんを待っています. 2年生からは「情報エレクトロニクスコース」と「エネルギー・電子制御コース」の2コースに分かれて,各自が興味ある分野での専門科目の授業を思う存分受講することができます. 3年生からは1,2年生で受けた座学での知識を生かし,より専門的・実務的な実験実習に取り組みます. 厳しいという声も聞きますが,ここで大きく飛躍して欲しいと我々は考えています. そしていよいよ最終学年の4年生.各人が希望する研究室に配属され,好きな卒業研究のテーマに取り組みます. 一研究室に僅か数名が配属される真の意味での少人数教育を取り入れているため,指導教員から懇切丁寧な個人指導を1年間受けることができます. その後,全体の7割程度の学生が2年間の大学院(修士課程)へ,さらにその一部の学生が3年間の大学院(博士課程)へと進学し,自分の好きな研究を極めて世に羽ばたいていきます.
 近年,エネルギー問題に端を発する世界的な世情不安定がますます顕在化しています. 限りあるエネルギーを先進国が湯水のごとく独占的に使える時代は終わりを迎えようとしています. 先進諸国も低エネルギー・低炭素社会を目指さなければなりません. 我々が日頃利用する自動車一つ取ってみても,新素材や電子制御技術を使った低燃費軽量自動車から二次電池技術を使ったハイブリッドカー,さらにそれを進化させた電気自動車へと省エネルギー技術に対する社会の要請は大きく変化しています. そんな中,電気電子工学技術者に対する社会からの要請も益々大きくなっており,電気電子工学を身につけた若者を世に輩出することが当学科の重要な使命となっております. これに答えるべく我々電気電子工学科の教員は不断の努力を続けて参りたいと考える次第です.
 昨今,世間では就職難が取り沙汰されておりますが,このような社会的要請から,電気電子工学科(学部)および工学専攻電気電子工学コース(大学院修士)の就職内定率はリーマンショック以降も非常に高い水準(毎年ほぼ100%)を確保しております. これも一重に世間が必要とする人材を育成しているためだと自負しております.

 時代が要請する電気電子工学技術者を目指してみませんか?きっとあなたの夢を叶えてくれる場所がここにあります.